やわらかな窓の明かりに投げつけるどうしようもなくセミの抜け殻 (西原まこと)
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階段をみあげたさきにぼくたちは入道雲のざわめきを聞く (西原まこと)
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いま夏の証明としてひまわりに同化してゆくわたしの微熱 (西原まこと)
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ゆらゆらと泳ぎだす夏 お祭りの金魚すくいのように救って (西原まこと)
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この夏の緑みどりの残像があえてわたしを突き刺すのです (西原まこと)
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待つことに慣れたわたしの胸膜を切りさくように上がる遮断機 (西原まこと)
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ポジティブであった 明日のブログにはオレンジ色のフォントで綴る (西原まこと)
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シャボン玉 たくさん飛ばす子供なんかいて、ちょっとした夏の夕暮れ (西原まこと)
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欺けるのならいつまでも欺いて無二の笑顔でいてくださいね (西原まこと)
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